
こんにちは!ポーセラーツとフラワーアレンジメントインストラクターとして活動しています高橋佐知です。30歳を超えると、和食のおいしさや和菓子のおいしさ・美しさに気づけるようになりますよね。 お家でほっと過ごせる時間が心地よく感じる年齢になり、家族の健康を考えると、健康バランスの整った和食が増えてくるのかもしれません。 そんな和食を楽しむときに食卓にかかせないのが和食器。 和食器もお気に入りのものを揃えたいと思うのは、素敵な大人の楽しみ方ではないでしょうか。
今回は、ワンランクUPの技法を使って和食器を彩ってみましょう!
初心者の方には転写紙を貼るだけでも素敵な和食器作りを楽しむことができますが、もう少し凝ったデザインに挑戦したいという方でも楽しめるのがポーセラーツ楽しいところです。
下の転写紙が透けないようにするには
①転写紙を重ねる位置を決める

ストライプ柄の転写紙を貼った上に、円形の柄を貼ってみます。
②2枚重ねてカッターで切り込みをいれる

写真ではわかりずらいのですが、薄い色の柄を重ねると、下に貼った転写紙が透けてしまいます。
上に貼った柄をはっきりと目立たせたい場合は、食器に重ねて貼ってから二枚重ねてカッターで丁寧に切り込みをいれます。下のストライプと上のマル柄の二枚一緒にカットすることで、同じ形に切り込みが入ります。
③下を取り除き、重ねたい転写紙を貼る

下に貼った不要な転写紙(ストライプ)を取り除き、空いたスペースに上に貼った転写紙(マル)を丁寧に貼ると、上に貼った転写紙(マル)の柄がはっきりとします。
④完成!

無地の転写紙を使って、自分で柄を作ってみる
もうひとつは、様々な色がそろう無地の転写紙を使って、柄を自分で作ってみるのもシンプルですが素敵な食器を作れます。 コンパスカッターや穴あきパンチを使って柄を作ってみます。
A. ドット(水玉模様)を作る

丸のパンチを使えば、ドット柄を作ることができます。ドット柄の和食器は簡単な作業でモダン柄が作れるため人気があります。
B. ボーダー(縞模様)を作る

コンパスカッターを使うと、円形皿のリムをボーダーに彩ることができます。 ボーダー柄も和食器に取り入れるとモダンになって素敵ですよ。
揃えたい和食器、あると便利な和食器
手のひらサイズの豆皿

小さな手のひらサイズの豆皿。お漬物や副菜をのせて和食の時に使用したり、豆菓子やお饅頭をのせてお茶のお供に出したり、何かと使える和食器です。 最近では豆皿を集める方もおり、人気のあるアイテムです。
かわいい箸置き

箸置きもいくつも集めたくなるアイテムですね。 和食器とお揃いの柄で作れるため、和食器と一緒に作って行かれる方が多いです。 箸置きのある食卓は、一口ごとにお箸を置いてゆっくり噛む食事スタイルになることからダイエットにもつながるようですよ。 お皿にお箸を置くより、箸置きにお箸を置くほうが上品な食卓になりますね。
鍋まわり

寒い季節に出番の増えるお鍋。なんと、お鍋にも絵付けができちゃいます!
オリジナルのお鍋なら、みんなで囲むときにもちょっと自慢できそうですよね。お玉置きやおろし器、レモン絞り器など、こんなものまで!?という、あると便利な器も自分好みに彩ることができます。
まとめ
一人で寛ぐひと時に 家事の合間や休日に
一人で寛ぐ時間は至福の時ですよね。 ほっと一息つくときに、お気に入りの和食器で和菓子とお茶をいただけば、自宅でのお茶もちょっと贅沢な時間に。 食器の力はすごいなぁと実感するときです。

友人を招いて楽しむおうち時間に
お友達を自宅に招いて近況報告やお喋りを楽しむ機会も女性なら多いですよね。 そんな時にも、大人の女性なら和菓子とお茶でお客様をおもてなし。 紅茶やコーヒーより、ほっこりとした落ち着いた気分で過ごせそうですね。 お重はお正月のお節料理を入れても使え、和菓子を入れて和風アフタヌーンティーの気分で使うこともでき、ひとつ持っていると便利に使えますよ。

製作中も楽しめ、完成した食器を使うときも楽しめるポーセラーツってなかなか楽しい趣味ではないでしょうか♪ ぜひ、挑戦してみてくださいね!
各レッスンはこちら
「和食器の気に入ったものに出会えない!」「欲しい和食器がなかなか見付からない。」ということでポーセラーツレッスンに参加してくださる方も多いです。 ポーセラーツなら自分の好みの絵柄や色で、お気に入りの和食器を手作りすることができます。 毎日のように使う和食器を揃えてみましょう。
*ポーセラーツの基本的な作業については、1回目、4回目の記事をご覧ください。
ポーセラーツで食器を作る場合は、800度まで温度が上がる専用の窯が必要となりますので、ポーセラーツ教室・ポーセラーツサロンなどへの参加をお勧めします。 一度だけ参加できるようなサロンも増えておりますので、気軽に参加してみてはいかがでしょうか?