第4回 フクロモモンガを飼ってみよう!

こんにちは。ペットロスカウンセラーの星川美紀です。皆さんはモモンガをご存知ですか? ネズミでもなくリスでもなくムササビでもない、まだまだ未知の部分がいっぱい隠されているエキゾチックアニマルです。我が家はフクロモモンガを迎えて2年が経ちます。名前はユッケ。今回は可愛くて不思議なフクロモモンガは、どんな動物なのか紹介します。

エキゾチックアニマルとは?
犬や猫のようにペットとして馴染み深い動物ではなく、犬や猫のようにペットとして馴染み深い動物ではなく、海外から輸入され飼育例の少ない珍しい動物のことをエキゾチックアニマルといいます。ウサギも含まれますが、モルモット、リス、ハムスター、テグー、フェレット、ハリネズミなど。最近ではカワウソも注目を浴びています。

フクロモモンガをおすすめする理由5つ

①犬や猫と比べれば飼育費用が安価で、飼育が比較的簡単!

・散歩しなくていい

・大きな声で鳴かない

・餌は1日1回

・お留守番ができる

・餌は少量(家にあるもので代用できるものがある)

・寒さに弱いので室内の温度を23~26度くらいに保てば案外丈夫に育つ。

②寿命が長い

約10-15年。長く一緒にいれる。

③愛くるしい姿

目が大きくて、餌を手で持って食べる姿はリスのようで可愛い! ワンワンって子犬のように呼ばれたときには、どんなに忙しくてもほっとけない。 高いところからいきなりモモンガダイブで頭や肩に乗ってきたり、「遊んでよ!」って足をかじったり、おちゃめな姿を見せてくれます。

④寂しさを紛らせてくれる

活動が夜からなのでフクモモの気配を感じながら楽しい夜を過ごせる。 特に夜型の人には良いパートナーになってくれることでしょう。

⑤ちょっと自慢できちゃう

フクモモはやっとペットの仲間入りしてきたところなので珍しく、エキゾチックアニマルの中でもハードル高いと言われています。

フクロモモンガの特徴

特徴

フクロモモンガ科フクロモモンガ科目有袋哺乳類。

生息地は、インドネシア、オーストラリア、パプアニューギニア。

夜行性。群れで生活をする。寿命は10-15年くらい。臆病で警戒心が強い。 特技は前足から後ろ足へ繋がった被膜があり、木から木へと滑空できる。 フクモモのオスは額と胸に臭腺がありマーキングをする。体自体は臭くないけど臭腺から出る液と尿が最強な臭いで、1匹しかいないはずなのに10匹もいそうなくらいの臭臭パワー。

からだ

【体長】約16-21cm

【体重】90-150g

目は、大きくて縁取りが黒。鼻は、肌色。耳は、ピンとしていてよく動く。口は、小さく歯は28本あり舌は細長い。尾は、体より長い。毛は、短毛で柔らかく艶がある。腹部は、クリーム色。メスは育児嚢があり、オスは額が大人になると禿る。

鳴き声

小さいけど意外と大きな声で鳴くことがあります。 プクプク♪ 機嫌がいいとき ワンワン(子犬みたいに)♪ 仲間を呼ぶとき ギィギギギッ! 威嚇

食べ物

夕方活動する頃に1回。朝寝る前に果物(種は取り除く) フクモモは好き嫌いが激しくて、栄養が偏りがちです。 モモンガ専用のペレット、くだもの、野菜、ミルワームなど。 ミルワームの代わりに豆腐を代用したり、ささ身(犬用)、ビタミン補給に小動物用のゼリー、乳酸菌、カルシウム補給にヨーグルト、タブレットなど食べてくれるものを試しています。 お水は汚れていると飲まないので最低一日2回取りかえる。

飼い方のコツなど

フクロモモンガと仲良くなるには ?

フクロモモンガは警戒心が強く、最初はなかなか懐いてくれないかもしれませんが根気強く接すれば心開いてくれます。 そのうち手から餌を受け取ったり、背中に乗ってきたり、足にじゃれついたり、甘えたりと可愛い姿を見せてくれるようになります。 ポシェットに入れて一緒に過ごすと、早く匂いを覚えてくれてるので工夫してみてね。

フクロモモンガのおうち(ケージ)を作ろう!

フクロモモンガは自分のお部屋を汚したくないのでトイレはケージにつかまって外へ飛ばす習性があります。尿の匂いも最強で一度ついてしまうと消すのに大変。 食べ物も気に入らないとポイポイ投げるので散らかし放題。 飼ってはいけない動物ランキング1位になるくらいの強者! いつでも簡単に掃除ができるケージでないと部屋中フクモモ臭で悩まされます。

そこで私は、ケージを手作りしました!用意するものは、ホームセンターで購入したシューズボックス、網戸の網、結束バンド、針金、ペンチ。100円ショップで購入したチェーン、洗濯バサミ、ミニポーチ、壁飾り、観葉植物など。

フクロモモンガが快適に過ごせるケージは高さがあり縦長の物が理想です。組み立て式のシューズボックスを骨組だけにして周りを網戸のネットで囲い、上部は蓋になっていて開けられるように。下部はネットをめくれるようにしたり工夫しましました。

まとめ

フクモモは飼わない方がいいペットに挙げられていますが、匂いさえクリアできれば愛くるしくて飼いやすいペットだと思います。特に夜型の人にはお勧めです。 注意してほしいことは、小動物は可愛くて飼育が簡単な気がしますが健康管理が大切です。 目に見えて具合が悪くなっているときは重篤になっている場合があります。動物病院もエキゾチックアニマルを診てくれるところは少ないのが現状です。近くに診てくれる病院のチェックもしておくと安心でしょう。 フクモモ臭の最強パワーを受け止められる人は、是非挑戦してみてください。

ライタープロフィール


1962年生まれ。山形県出身。ペットロスカウンセラー、小動物看護士、小動物介護士、ドッグシッターなどの資格所持。物心ついた頃からいつも側に動物がいて犬、猫は欠かさずプラス鳥類、金魚、亀、ウサギ、モルモット、アヒル、ウズラも飼いました。現在は保護犬の里親探しの一時預かり、ペットロスの心のケアをしています。

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ジョワーヌアンバサダー兼ライター 1期生

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東京ファンライフ不動産、代表の今西千登瀬です。住まいから女性のライフスタイルをサポートしていくような情報をお伝えしています。

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湘南在住、地元イベント・ラジオ・モデル出演などで活躍している大淵麻衣子です。湘南・鎌倉の魅力やオススメスポットなどをご紹介します。

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ペットロスカウンセラーの星川美紀です。「動物なんか嫌い!」と思っている方にも動物に興味をもっていただけるようなコラムをお伝えしています。