
海外セレブやモデル、オシャレインスタグラマーのSNSでよくみかけるギブソンタック。難しそうに見えますが、意外と簡単にできるんですよ。首の後ろに垂れるようにルーズに作るのが今っぽいですが、ジョワーヌの皆さんは首が細くて長い方が多いのでルーズにしすぎないほうが首の美しさを生かすことができます。後れ毛を出して色っぽく、浴衣にもあうのでこれからの時期に良さそう。大人の女性にぴったりなヘアアレンジです。
ギブソンタックとは?


諸説ありますが、髪を1つに結び、その結びめに髪をぐるぐる巻き付けたり毛先を隠すように押し込んだりするヘアアレンジのこと。和装にも合うので覚えておくと便利!
きちんと感のあるギッブソンタックの手順
①髪にワックスをつける



指先でちょこっとワックスをとり、まずは毛先のほうから馴染ませます。ワックスを髪全体に馴染ませたら、手のひらに残ったワックスを頭のてっぺんから毛先までなでるようにつけていきます。髪表面からぴょんぴょん出てくる毛をおさえるように頭をなでます。最後にコーム(櫛)をとおして髪のからまりをとりながら、ワックスを均等に馴染ませたらOK。このひと手間で格段に仕上がりが変わってきます。
②まとまりがよくなるように髪を巻く


髪が硬い方、直毛の方は特に必要な手順です。この後の工程で髪を巻き付けていくのですが、そのときに髪がストレートだと毛がぴょんぴょん飛び出てボサボサに見えてしまうので、髪のまとまりが良くなるように巻いておきましょう。
③後れ毛をだして、1つ結び

髪を1つにまとめて、手でおさえてまだゴムで結びません。その前に、後れ毛を少量ずつ引き出します。出し過ぎに注意しながら、耳の後ろ・襟足から少しづつつまんで引き出します。後れ毛の調整ができたら、コームで表面を整えながら低い位置で髪を1つにまとめ直しゴムで結びます。
④くるりんぱ!




髪を巻きつけていく土台をつくるため「くるりんぱ」をします。
④-1:結んだゴムを下に少しずらします。
④-2:「くるりんぱ」のための毛束を回転させるスペースを作ります。コームの柄を使って、後頭部あたりからゴムまで分け目を作るとくるりんぱをするときに髪がひっかかりにくくなります。髪がひっかかってくるりんぱがぐちゃぐちゃになると、髪の毛が吊って痛かったり、仕上がりがぐちゃぐちゃになるので気をつけて。
④-3:④-2でできたスペースに上から下に毛束をとおしてくるりんぱ!回転させるとき、毛先からではなくゴムで結んだ根元からぐるんととおすとキレイに回ります。
④-4:毛束がくぐりきったら、通した毛束を2つに分けて左右にひっぱると、下からギュっとゴム位置が上に引き上がります。ゴム位置がゆるいとあとでくずれやすくなるので、しっかりぎゅっと締めておきましょう。
⑤ボリュームを出すために少しほぐす


ボリュームを出して立体感をつけるために、くるりんぱした上のぶぶんを少しほぐします。結びめのほうから2ヶ所くらい、左右対称に。ほぐしすぎると崩れてしまうので気をつけて。
⑥残っている毛束を巻き付ける




⑥-1:残っている毛束を軽く三つ編みにします。
⑥-2:三つ編みがくずれないように毛先のゴムを片手でおさえながら、くるりんぱをして巻き付けます。
⑥-3:毛先の長さが短くなったら
⑥-4:毛先を束の奥に押し込んで、アメピンで止めます。
⑦髪が長いと巻き付かないので・・・


髪が長いとべろんとなってしまうので、毛束のまとめ方を変えましょう。毛先のほうからぐるぐると巻いていき、④で作ったくるりんぱの上に乗せて押し込むようにまとめます。
⑧仕上げ


Uピンで軸になる部分を、アメピンで毛先を止めて固定していきます。オイルワックスで表面の毛をおさえキレイに見えるように仕上げていきます。
⑨ギブソンタック、完成!




その他のヘアアレンジ
今回のメンバー
まとめ
後れ毛が色っぽくてステキな髪型。今年流行りのティアードのロングワンピースとか、Aラインワンピに合いそうですね。ギブソンタックに挑戦したのは、実は今回の企画を決めてからの初挑戦。それでも難なくキレイに仕上げることができました。手順さえ把握すればけっこう簡単!これからの季節は髪が長いと暑くて結びたくなるので、まとめ髪のアレンジをいくつか持っておくといいですね。
編集部 井上